Windows10 使い始めの設定、インストールソフト一覧

2020年12月17日

私がWindowsを新規インストールするときの設定や、インストールしているアプリケーションを紹介します。
内容は必ずしも万人向けではありませんので、参考までに。

Contents

最初の設定

「Windowsの設定」の内容を一通り確認する

Windowsの設定(Win+I)の内容を全部確認します。
プライバシーの設定や節電機能、不要なアプリケーションのアンインストール、有効にしてあると動作が遅くなる設定をOFFにするなど、一通り確認します。
この設定画面はメジャーアップデート後に結構変わったりするので、どの設定がどこにあるのかを見ておくという意味合いもあります。

クイック起動を表示する

Windows10では初期状態だと表示されないので、使えるように設定します。

変更方法:

高速スタートアップを無効にする

Windows8から起動が速くなる高速スタートアップという機能があり、OSインストール後は有効になっています。
高速スタートアップを有効にしているとなんらかの不具合が出ることがあり、私は常時無効にしています。
メジャーアップデート後には有効に戻りますので、アップデートが終了したらまた無効にします。

設定方法:

1.コントロールパネルを開く(タスクバーの検索欄か、WinScontrol と入力)。
2.「電源オプション」 > 「電源ボタンの動作を選択」
3.「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
4.「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外して、「変更の保存」をクリック

日本語入力とフォント

google日本語入力等のインストール

必要であればgoogle日本語入力やATOK等、好みのIMEをインストールします。

IMEのON/OFFを変換/無変換に変更

半角/全角キーでIMEのON/OFFを切り替えるのを止めて、変換/無変換キーで行うように変更します。

既定のIMEの設定

複数のIMEがインストールされている場合は、通常使用するIMEを設定します。

1.タスクバーの検索欄に「キーボードの詳細設定」と入力

2.「既定の入力方式の上書き」で既定のIMEを設定します。

システムフォントの変更

Windows10はシステムフォントが「游ゴシック」になっていますが、これが見にくい場合は変更します。

変更方法:

プログラミング用フォントのインストール

視認性が高く、似ている文字の誤読が起こりにくいフォントをインストールします。
私はウェブブラウザーは「メイリオ」、テキストエディターは「源ノ角ゴシック Code」のように用途に応じて使い分けています。

高速化設定(低スペックPC向け)

バックグラウンドアプリの無効化

Windowsの設定(Win+I) プライバシー > バックグラウンドアプリ の不要なものをOFFにします。

不要なスタートアッププログラムを無効化

タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)> スタートアップ で自動起動が不要なものを無効に変更します。

Windowsの設定画面からも操作できます。
(Win+I > アプリ > スタートアップ)

電源プランの変更

電源プランを「高パフォーマンス」にすると、そのパソコンの処理能力を最大のまま固定します。
この設定だと負荷がかからないときでも無駄に電池を消費したり、ファンが回りっぱなしになったりするので、必要な場合のみ使用すればよいと思います。

設定方法:
コントロールパネル > 電源オプション > 電源プランの選択またはカスタマイズ で、「高パフォーマンス」を選択します。

項目に「高パフォーマンス」が無い場合、左のメニューから「電源プランの作成」をクリック

「高パフォーマンス」のラジオボタンを押し、プラン名に「高パフォーマンス」等と入力して「次へ」をクリック。

「プラン設定の変更」画面で時間を設定し、「作成」をクリックします。

Superfetchの無効化

Superfetchはキャッシュ管理機能ですが、これが有効になっているとパフォーマンスの低下をもたらす場合があります。ただし無効にすることが必ずしも良好な結果になるとはいえないので、効果が感じられない場合は元に戻したほうがいいかもしれません。

変更方法:

WinR > services.msc と入力しEnter > 「サービス」を起動します。リストからSuperfetch(1809以降はSysMain)を探してダブルクリック > スタートアップの種類 > 無効

視覚効果の無効化

システムの詳細設定を開き、パフォーマンスの中にある視覚効果で不要なもののチェックを外します。

タイムラインの無効化

Windows10/1803以降はタイムラインという作業履歴保存機能があります。タイムライン機能を使用しない場合は高速化やプライバシーの観点から無効化しておくとよいでしょう。

設定 > プライバシー > アクティビティの履歴 を開き、「このデバイスでのアクティビティの履歴を保存する」と「アクティビティの履歴を Microsoft に送信する」のチェックを外し、「これらのアカウントのアクティビティを表示する」をオフにします。
履歴を消去する場合は「アクティビティの履歴を消去する」のクリアボタンを押します。

Windows Searchのインデックス作成を無効化

Windows10にはデスクトップサーチという検索機能があります。これはPC内のデータを検索してインデックスを作成するため、パフォーマンスに影響が出る場合があります。

他の検索アプリなどを使っていてデスクトップサーチは使わないという場合、インデックス対象項目を減らしてPCにかかる負荷を軽くするか、WindowsSearchサービス自体を停止する方法があります。

WindowsSearchサービスを停止すると、Windwosの他のサービスに影響が出る場合がありますので、通常はインデックス対象項目を減らす方法でよいと思います。

インデックス対象項目の設定

WinI > 検索 > Windowsの検索 > ファイルを検索 → 「クラシック」のラジオボタンをONにする > 「ここで検索場所をカスタマイズします」 をクリック > インデックスのオプション > 変更 > 「選択された場所の変更」 で不要なもののチェックを外す (csc://~はチェックを外しても復活します)

※ Microsoft Outlookで、検索結果がおかしい場合、インデックスのオプション > 詳細設定 > ファイルの種類 > pst のインデックス作成方法が「プロパティとファイルのコンテンツのインデックスを作成する」になっているか確認

WindowsSearchサービスを停止する

WinS > 「サービス」と入力して起動 > Windows Search を右クリックしてプロパティを開く > スタートアップの種類を「無効」にする

その他

エクスプローラー(PC、マイコンピューター)でファイルの拡張子を表示する

Windowsでは拡張子が表示されているほうが何のファイルか区別しやすく、偽装しているファイルを見分けやすいので拡張子を表示する設定にします。

クイックアクセスの無効化

Windwos10のマイコンピューターにはクイックアクセスという履歴表示機能がありますが、邪魔になる場合は無効化します。

マイコンピューター > 表示 > オプションの「エクスプローラーで開く」を「PC」にする変更します。
「~をクイックアクセスに表示する」のチェックを外します。

クイックアクセスと履歴を使わない表示

ゴミ箱に捨てるときに確認ダイアログを表示

ゴミ箱に捨てるとき、初期状態ではそのまま削除されますが、操作ミスを防ぐため確認ダイアログを表示させます。

ゴミ箱のアイコンをスタートメニューに移動

デスクトップにはゴミ箱のアイコンがありますが、デスクトップにアイコンを置きたくない場合は消してしまうか、スタートメニューに移動します。

スタートメニューの整理

スタートメニューのパレットには使わないものも並んでいますので、不要であれば削除(右クリックして「スタートからピン留めを外す」をクリック)します。

コントロールパネルなどのショートカットを登録することもできます。

インストールするソフトウェア:おすすめ

同じ用途のアプリケーションを複数紹介している場合は、最低1つはインストールするのをおすすめします。

解凍・圧縮ソフト

7-Zip

Lhaplusでエラーが出たり、.zip形式以外のファイルを解凍するときに使っています。

公式サイト

Lhaplus

これが必要というよりは、凍ったフォルダー風のアイコンが昔から好きなので入れています。
最終更新が2017年で少し古く、「脆弱性が存在するのでACE形式のファイルの解凍には本ソフトを利用しないでください」とのこと。

窓の杜

クリップボード履歴/拡張

Clibor

クリップボード拡張アプリ。

Vector

クラウドストレージ

Dropbox

バックアップや他のPCとデータのやりとりに使用。

公式サイト

メモ

Evernote

備忘録やウェブページの保存に使用。ChromeやFirefoxのアドオン「Evernote Web Clipper」も必須。

公式サイト

ファイル検索 / 全文検索

Everything

ファイルやフォルダーの検索。

窓の杜 公式サイト

TresGrep

インクリメンタルサーチできる全文検索アプリ。xdoc2txtを追加するとPDFやWord、Excel等も検索可能。

Vector

FileSeek

全文検索アプリ。

公式サイト

ランチャー

MaxLauncher

キーボードで操作できるパレット型ランチャー。
ショートカットキーを設定したり覚えたりする手間がないので、最近はこれをメインに使っています。

MaxLauncher
MaxLauncher

公式サイト

CLaunch

MaxLauncherはこれに比べるとかなりマイナーなので、メジャーなアプリがいいという方はこちら。

窓の杜 公式サイト

テキストエディター

テキストファイルの編集には必須。

秀丸エディタ

シェアウェア(4,000円税別)のテキストエディター。私がメインに使っているテキストエディター。

公式サイト

秀丸スーパーライセンスパック [ダウンロード]

Mery

テキストエディター。フリーウェアがいいという方にはこれ。

窓の杜 公式サイト

Visual Studio Code

コードエディター。私はもっぱらHTMLエディターとして使用しています。

公式サイト インストールetc.

ファイラー

ファイル管理アプリ。Windowsのエクスプローラー(マイコンピューター)を機能拡大したもの。

秀丸ファイラーClassic

シェアウェア(1200円税別)のファイラー。私がメインに使っているファイラー。

公式サイト

XYplorer

シェアウェア(Lifetime License Pro:US$ 79.95、Standard License Pro costs US$ 39.95)。
秀丸ファイラーの使いにくさ(インクリメンタルサーチができない、アドレスバー(パンくずリスト)で移動やD&Dができない、時々フリーズする)を補完する感じで使っています。

公式サイト

フリー版はこちら。
XYplorerFree

Q-Dir

フリーのファイラーで初心者の方でも使いやすいというのはなかなかありません。あえてひとつ選ぶならこれ。
Vectorからもダウンロードできますがバージョンが2年古いです。

公式サイト

パスワード管理

IDM

ローカルにデータを保存するパスワード管理アプリ。

公式サイト

Bitwarden

クラウドにデータを保存するパスワード管理アプリ。スマホとPCの両方で使うものに限定して使用しています。ローカルのみのパスワードはIDMに保存しています。

公式サイト

ウェブブラウザー

Mozilla Firefox

ウェブブラウザー。

公式サイト Beta、多言語など選択してダウンロード

Google Chrome

ウェブブラウザー。

公式サイト

インストールするソフトウェア:必要なら

ACDSee

画像閲覧。

公式サイト

Adobe Photoshop

画像処理。

公式サイト

Amazon Kindle for PC

Kindleリーダー。

公式サイト

ATOK

日本語IME。

公式サイト

Atom

テキストエディター。

公式サイト

AutoHotKey

キーカスタマイズ。

公式サイト

Box Sync

クラウドストレージ。

公式サイト

Brackets

HTMLエディター。

公式サイト

Change Key

キーマップ変更。使い方はこちら。

窓の杜

CPUID HWMonitor

システム情報表示。

公式サイト

CrystalDiskInfo

HDD/SSD情報表示。

公式サイト

CyberLink Power2Go

CD/DVD書き込み。

公式サイト

CyberLink PowerDirector

動画編集。

公式サイト

CyberLink PowerDVD

DVD/動画再生。

公式サイト

EmEditor

テキストエディター。

公式サイト

Exact Audio Copy

CDコピー。

公式サイト

FileSeek

検索。

公式サイト

FileZilla

FTPクライアント。

公式サイト

FlashBack Express

デスクトップ動画撮影。

公式サイト

Flexible Renamer

ファイル名変更。

公式サイト

foober2000

音楽再生。

公式サイト

GIMP

フリーの画像処理アプリ。

公式サイト

Google 日本語入力

日本語IME。

公式サイト

keypirinha

ランチャー。

公式サイト

Kinza

ウェブブラウザー。

公式サイト

LibreOffice

オフィススイート。

公式サイト

Listary

ランチャーとフォルダー移動。

公式サイト

MailStone

メールのバックアップやメールアプリ移行。

公式サイト

Microsoft Office

オフィススイート。

公式サイト

Mozilla Thunderbird

メールクライアント。

公式サイト

NanaTerry

リッチテキストエディター/アウトラインプロセッサー。

窓の杜

Pale Moon

ウェブブラウザー。

公式サイト

PDF-XChange Editor

PDF-XChange Viewer」の後継版。
窓の杜

PDF-XChange Viewer

タブ式PDFビューワー。2018年で開発が終了し、最終バージョンは2.5.322.10。
pdfビューワーとしてはPDF-XChange Editorよりこちらの方がシンプルで使いやすい。

窓の杜
ダウンロード

PicPick

静止画キャプチャーや拡大鏡、カラーピッカー等のツール。

公式サイト

PhraseExpress

スニペット。

公式サイト

ShareX

静止画/動画キャプチャー。

公式サイト

Sigil

EPUBエディター。

公式サイト

ToMoClip

クリップボード履歴。

公式サイト

Vivaldi

ウェブブラウザー。

公式サイト

VLC media player

動画再生。

公式サイト

Volume2

音量調整。

公式サイト

Waterfox

ウェブブラウザー。

公式サイト

XnConvert

画像縮小。

公式サイト

XnViewMP

画像閲覧。

公式サイト

カスペルスキー インターネットセキュリティ

ウィルス対策。

公式サイト

一太郎

ワードプロセッサー。

公式サイト

筆まめ

住所録。

公式サイト


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