HDD増設 WESTERN DIGITAL WD80EAZZ 8TB
ストレージが手狭になってきたのでHDDを1台増設しました。
CMRとSMR
最近のHDDはSMRという書き込み方式の製品が増えてきています。従来の書き込み方式はCMRといいますが、違いはCMRがデータのトラックに隙間を設けて書き込んだデータが干渉しないようになっているに対し、SMRは重なる部分があり、隙間がない分同じサイズのプラッター（円盤状の記録する部品）でも書き込めるデータ量を増やすことができ、単価を下げられるというメリットがあります。
デメリットとしては、重ねて記録した部分をブロックとしてまとめて書き換えるので、原理的に空き容量が少なくなってくるとデータの書き込み・消去スピードが遅くなります。このためSMRではキャッシュメモリーを増やすなどして対処しています。
例えばウェスタンデジタルのBLUEシリーズで、SMRのWD60EZAZ-RT（6TB）のキャッシュは256MBあり、WD80EAZZ（CMR/8TB）のキャッシュ128MBより多いのはそこらへんが理由でしょうか。
WD80EAZZ [8TB SATA600 5640rpm]を購入
最初は4TBのWD40EZAZを2台購入するかどうか検討していましたが、WD40EZAZも6TBのWD60EZAZ-RTもSMRということで、価格的にあまり変わらない8TBのWD80EAZZが第一候補に。長くても5～6年程度で新品のHDDに更新するであろうということと、壊れた時のデータ救出を考えると8TBは少し大きいかなとも思いますが、REDシリーズでほぼ同価格のWD40EFZX （4TB/CMR）でも壊れるときは壊れるので、まあいいかなとBLUEシリーズの8TB、WD80EAZZに決定。
ツクモネットショップで購入
HDDはツクモネットショップで買うことが多いのですが、ツクモがヤマダ電機傘下に入ったからか、梱包が変わっていました。昔は製品の四方を大きめのエアクッションで囲い、衝撃が伝わらないように段ボール箱の中心に製品がくるように梱包してありましたが、今回は紙のクッションが使われていて、箱のサイズも厚みが小さくなり、底から製品まであまりクッションが無いような梱包でした。いままでツクモの梱包に不満はありませんでしたが、今回のはちょっとがっがりです。
とはいうものの、どこのネットショップも梱包が簡略化されているので、これ以上は望めないかもしれません。
写真のように、中央を針なしステープラーで打ってクシャっと縮めたような紙で一巻きし、両端にエアクッションを入れています。いままでは下に大きめのエアクッションが入っていたので、どう見てもこちらの方が衝撃吸収力が弱そうな感じがします。
使用感
増設して数ヶ月使用していましたが、いまのところ不具合もなく、正常に使用できています。
特に可も無く不可も無い感じですが、壊れないことが第一なので、このまま何年か使えればいいかなと。
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