ThinkPad E495 購入 [AMD Ryzen 5で3万円台]

2020年9月17日

超絶コスパ ノートPC ThinkPad E495 / E595

14インチノートPC、ThinkPad E495を購入しました。
今回で5台目のThinkPadになります。

ThinkPad EシリーズはThinkPadノートのベーシックグレードで、上位にはLシリーズ、Tシリーズ、Xシリーズがあります。またTやXの筐体で、グラフィック機能を強化したワークステーションのPシリーズもあります。
E495の15インチ版として同価格帯のE595がありますが、テンキー付きになってキーボードが左寄りになることと、一部のキーの幅が狭くなるため、今回はE495を選択しました。

Eシリーズはビジネス用途がターゲットなので、デザインはそっけないほど簡素。サイズは329.3×21.9×242.8mm、重量1.75Kgと特に小さくも軽くもない、何の変哲もないノートパソコンです。

E495はIntelのCPUを搭載したE490を元にして、AMDのCPUに載せ換えた機種になります。
元々IntelのCPUが供給不足になったことからAMD推しの傾向が強くなって生まれた印象があるE495ですが、価格はIntelより安く、性能はIntelを上回るという、結果的にコスパ抜群の機種になりました。

実際に購入した機種は、Ryzen 5 3500Uを搭載した価格.com限定版をカスタマイズして、SSDを128GB、メモリーを4GBの最安構成にしたもの。
これで約38,000円になります。

あまりに安いと性能が低いと思われるかもしれませんが、Ryzen 5 3500Uのベンチマーク(Passmark)はHaswellの頃のデスクトップ版Core i7 (4770)とほぼ同じ。特に負荷がかかる作業などをしなければ十分な性能です。
ちなみに最安E495とi7 4770のCPU単体価格もほぼ同じ。昔は同じ金額でCPUしか買えなかったことを考えると、隔世の感があります。


ThinkPadを選ぶ理由

率直に言って、中国資本になったThinkPadを積極的に欲しいとはあまり思いません。
ただ個人的な好みに合うノートPCがThinkPadしかなく、しかも性能対価格比に優れている、というのが選ぶ理由です。

選ぶ理由その1.きちんと作られた日本語キーボード。
独立したHome、End、PageUp/Downキー、4つとも同じサイズの矢印キーなど、「これが当然」という基準をちゃんと守っています。
他のメーカー(特に海外ブランド)では、英語キーボードを日本語キーボードに改造したような、不自然なキーサイズのものが少なくありません。

選ぶ理由その2.分解が簡単。
サービスマニュアルもユーザーが見られるようになっており、ストレージやメモリーの交換程度なら簡単にできるし、パーツが入手できるものなら改造も可能。

選ぶ理由その3.他メーカーと比較して安めな価格設定。
デザインやカラーバリエーションに凝っていない分、無駄なコストがかかっていない(と思う)。

選ぶ理由その4.IntelのWi-Fiモジュールを採用。
Intel以外のモジュールが標準の場合もありますが、CTOでIntelを選べない機種は今まで見たことがありません(あるかも)。メーカーによっては、仕様表にWi-Fiモジュールのメーカー自体を記載していないものもあります。
Intel以外のWi-Fiモジュールはあまりいい印象がないので、これについてはIntel一択です。
以前15万円位で買ったMacBookにはBroadcomか何かが付いていましたが、予想通り?繋がらなくなったり切れたりといったことが時々ありました。

ThinkPadの弱点

1.中国製。機種により日本製も一部あります。アメリカがファーウェイを本気で潰しにかかっている(ように見える)現在、Lenovoが制裁対象にならないという保証がないというのは不安材料。
まあパソコン事業はNECも富士通もLenovo傘下だし、東芝も鴻海に売られたし、パナソニックは中国ベッタリな会社だし、AppleやDELLも中国製だし...とMade in Chinaを外すと選択肢がかなり狭くなる上、中身も中国製部品なしには作れないという現状では、もはや生産国を気にしてもしかたがないですね。製造業の国内回帰を望みます。

2.液晶パネルの品質がいまいち。CTOで色域の広いLCDを選べる機種は別として、それ以外は色域のあまり広くないパネルが付いてくることがあります。LCDのベンダーは複数あるので、どこのメーカーのパネルが付いてくるかは手元に届くまでわかりません。

3.サポートが初心者向きではない(という話)。サポートは使ったことがないのでよくわかりませんが。

スペック

最小構成。この内容で価格は37,950円。

プロセッサー : AMD Ryzen 5 3500U プロセッサー (2.10GHz, 4MB)
初期導入OS : Windows 10 Home 64bit
導入OS言語 : Windows 10 Home 64bit – 日本語版
Microsoft ソフトウェア : なし
メモリー : 4GB DDR4 2400MHz SoDIMM
ソリッド・ステート・ドライブ : 128GB Solid State Drive, M.2 2242, PCIe-NVMe, TLC
ディスプレイ : 14.0型FHD液晶 (1920 x 1080 IPS 250nit) 光沢なし
グラフィックス : 内蔵グラフィックス
キーボード : 日本語キーボード
内蔵カメラ : 720p HDカメラ(マイクロフォン付)
TPMセッティング : TPMあり(TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載)
バッテリー : 3セル リチウムイオンバッテリー (45Wh)
電源アダプター : 45W AC Adapter PCC (2pin)-Japan (USB Type C)
ワイヤレス LAN アダプター : インテル Wireless-AC 9260 (2×2) + Bluetooth
Display Panel : 14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS ) 光沢なし、GSブラック、アルミニウム
ベース : AMD Radeon Vega8グラフィックス

AMDのPCを買うのは20年ぶりで、2000年にAthlon Thunderbirdで一台組んで、それ以来。
AMDの使用感はあまり記憶に残っていませんが、それ以来AMDを検討することもなく、Intel一択で来ていたので、あまりいい印象は持っていなかったのだと思います。

3年ほど前から発売になったRyzenの評価が高く、Intelよりかなり割安で高性能になったので気にはなっていたのですが、お手軽価格のE495で新世代AMDを体感してみようということになりました。

ちなみに...
AMD Ryzen 3500UのPassMarkでのベンチマークは7176。
Intel Core i7-10510UのPassMarkでのベンチマークは7335なので、ほぼ同等。
i7搭載のノートPCはどんなに安くても7万円くらいはするので、E495のコストパフォーマンスがいかに高いかわかります。


メモリーとSSDの交換と増設

メモリーは16GBを増設

ThinkPadの購入時、メモリーは4GB×1枚、4GB×2枚、8GB×1枚などが選べるので、価格と必要な容量、購入後の増設や交換を考慮して注文します。
今回は最小構成で購入したので、装着されていたメモリーは4GB×1枚。ここからビデオ用のメモリーを500MBほど差し引かれます。

Ryzen 3500Uはビデオ用のメモリーをメインメモリーから最大で2GBが自動で割り当てされる(BIOSで変更可)ので、合計8GBの場合はメインメモリーが6GBしか残らず、メモリー不足になるケースが多くなると思います。
最低でも4GB+8GBで12GBにするか、8GB+8GBなどで16GB以上にするかというところ。

基本的には、メモリーを2枚挿す場合、同じ仕様のメモリーを2枚(できれば動作保証された2枚1組で販売されているもの)を使うほうがベターですが、相性問題が発生しなければ、互換性のあるDDR4のSO-DIMMならなんでもいいはずです。多少ギャンブル要素はありますが。

今回は元から付いている4GBを残し、16GBを1枚増設して20GBにしました。これだと4GB×2がデュアルチャンネルで動作し、残りがシングルチャンネルで動作するようです。
8GB×2のデュアルチャンネル16GBにするか考えましたが、ビデオ用メモリー以外はほとんど体感差がないと言われるデュアルチャンネルよりは、元のメモリーも残し、容量が多い方がベターと考えてこのようにしました。
ビデオ用のメモリーはデュアル動作する領域が割り当てになるようです。

16GB×2にしなかったのは、32GBまではまず必要がないのと、メモリーテストを走らせると時間がかかる、メモリーが増えると故障の要因も増えるということで、今回は若干イレギュラーな4GB+16GB=20GBという構成を選択しました。

SSDは考え中

今回購入したE495のSSDは、M.2の2242・128GBが1枚装着されています。
サブPCのサブで、用途もまだはっきり決めていないので、とりあえずこのまま動作確認等を行います。
用途を決めたら増設すると思います。

SSDは最近値上がり傾向にあるようですが、500GBクラスで8,000円~12,000円くらいです。
E495は2282までのM.2と、2.5インチのSATAで2ストレージ構成にできるので、M.2が250~500GB、SATAが500GB~1TB程度にしておけば普通の用途なら十分でしょう。

インストールされてくるWindows10はHomeエディションなので、手持ちのProをインストールします。
昔のThinkPadはOSなしも選択できたような記憶がありますが、OSなしという選択肢もCTOに入れて欲しいですね。


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