ThinkPad E495 メモリー増設
ThinkPad E495/E595は最小構成で4GBのメモリーが1枚付いています。
メインボードにはメモリーは実装されておらず、2スロットなので、ユーザーが好きなように容量を決められます。最大容量は32GBです。
Ryzen 5 3500Uはビデオ用のメモリーをメインメモリーから500MB~2GBほど割り当てられ、起動するだけでシステムが1.5GB程度を使うので、メモリーの容量が4GBの場合は約2GB、8GBの場合は約4.5GBが空き容量になります。
元の4GB+増設4GB=8GBでもちょっと少ないので、元の4GBに8GB足して12GBにするか、8GB×2枚=16GBにするかというあたりが一般的だと思いますが、今回はデュアルチャンネルを重視せず、16GBを1枚増設して4GB+16GB=20GBという構成にしました。
Ryzen 5 3500Uの対応メモリーは動作周波数2400MHzですが、装着されていたメモリーはSK hynixの4GB・PC4-2666。
ThinkPadに使われるメモリーのベンダーは数社ありますが、購入前に行った情報収集では2666のメモリーが装着されているというものがほとんどでしたので、本体が到着する前に2666のメモリーを購入しておきました。
動作周波数が違っても動くはずですが、相性が出やすいという話もあるので、別のメーカーのメモリーを使う場合は動作周波数を合わせておく方がベターです。
今回購入したのはCrucialのCT16G4SFD8266(16GB/PC4-21300/DDR4-2666)。永久保証付きです。
16GB×2も考えましたが、本体価格に対してメモリーにかける費用が多すぎる気がしたので、今回は16GBを1枚追加にとどめました。
作業手順
最初にBIOSで内蔵バッテリーを無効にします。電源ボタンを押して電源が入らなければ無効になっています。また、microSDカード等を挿したままになっていないかなども確認します。
次にボトム(底カバー)のビスを緩めます。ビスは外れないように抜け止めワッシャーが付いているので、カチンと音がなるまで回せばほぼ緩んでいます。
次にボトムとパームレストの間にギターのピックや薄いプラスチックのヘラなどを差し込み、爪を外していきます。ビスが引っかかって外れにくいこともあるので、そういう場合は無理して外さず、ビスをもう少し緩めます。
ドライバーはフィリップス(プラス、+)の1番を使います。
今回は0.85mm厚のギターピックを使いました。
↓のようなヘラも使えますが、先端が平らな断面になっているので、やすりで斜めに削ると使いやすくなります。
ボトムが外れたら空きスロットにメモリーを付け、ボトムを元に戻せば完了。
電源コードを接続して起動し、BIOSでメモリーの容量を確認。認識していればOK。
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