Windows 10 アプリケーションによって文字のにじみが出る場合の対処法

2020年7月4日

先日購入したThinkPad E495は14インチ・フルHD(1920×1080)の液晶パネルが搭載されています。
E495は推奨スケーリング(ディスプレイ > 拡大縮小とレイアウト > テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する)が150%になっており、アプリケーションによっては表示が滲んだように表示されることがあります。

いままで使っていたPCのモニターはスケーリング100%で使っていたのでこういう問題は起こりませんでしたが、スケーリング150%で使っていると文字の滲みが結構な頻度で起こるので、対処方法を書いておきます。

文字が滲んで太くなっています
E495の推奨スケーリングは150%
30インチ・2560×1600の推奨スケーリングは100%(にじみは出ない)

対処方法

アプリケーションの実行ファイル(***.exe)を右クリックし、プロパティ > 互換性 > 高DPI設定の変更を開きます。

高DPIスケール設定の上書き にチェックを入れます。下のプルダウンメニューはアプリケーションを選択します。

調整後。

表示が調整されにじみはなくなりますが、一部の文字が小さくなるなどの副作用が出ることもあります。
高DPIの設定で「アプリケーション」以外を選択すると改善する場合もあります。

[アプリケーション]: Windows のスケール設定をすべて無効にし、アプリ開発者の設定だけを使います。このオプションは、以前のバージョンの Windows では [高 DPI 設定では画面のスケーリングを無効にする] と表記されていました。

[システム]: プログラムの DPI 設定を上書きし、低 DPI ディスプレイの場合のようにアプリを実行します。高 DPI ディスプレイでは、プログラムがぼやけて表示されます。

[システム (拡張)]: このプログラムに対して拡張 DPI スケールの使用を試みます。その結果、プログラムによっては高 DPI ディスプレイでテキストが鮮明に表示されるようになります。ただし、すべてのプログラムで機能するとは限りません。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/15078/windows-10-make-older-apps-or-programs-compatible

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