MaxLauncherの使い方
キーボード操作できるパレット型ランチャー
MaxLauncherはClaunchのようなパレット型のランチャーです。
2010年にリリースされた「MadAppLauncher」の後継アプリ。
公式サイト
MaxLauncherはボタンの配置がキーボードを模したものになっているので、キーボードショートカットを登録しなくてもすべてキーボードで操作することができます。
このレイアウトは崩せないので、Claunchのようにパレット数の変更をともなうサイズの変更はできません。
私は以前はClaunchを使っていたのですが、MaxLauncherをしばらく使ってみたところ、ホットキー > A などで起動できるのが便利で、こればかり使うようになりました。
ショートカットキーは登録する手間が発生するのと、しばらく使わないと設定したショートカットを忘れてしまうので、この方が便利です。
パレットがキーボード通りという発想は目から鱗でした。
数字キーの行はタブになっていて、数字キーを押せばタブの切り替えができます。ファンクションキーの列はタブに関係なく常時表示されます。
例えばタブ1のSの場所にあるアイテムを起動する場合、Ctrl + @ > S と続けて押せば起動します。
タブ2のAならCtrl + @ > 2 > A と押します。
1.20.7.0βからフィルターが実装され、インクリメンタルサーチでアイテムを検索できます。
インストール
ダウンロードはこちら。
SOURCEFORGE
2020年4月30日現在の安定版は1.20.0.0ですが、このバージョンと1.20.2.0βあたりまで一部環境で設定ファイル(app.cfg)の内容が終了時に消えてしまうバグがあるので、症状が出る場合はひとつ前の1.19.0.0、または最新のベータ版の使用をお勧めします。
インストーラ版の場合は実行ファイルをダブルクリックして実行し、インストールします。
ポータブル版は解凍して適当な場所に移動します。
起動
ショートカットまたは実行ファイルをダブルクリックして起動します。
Windowsの起動時に自動で起動させる場合は、ショートカットをスタートアップフォルダーに入れておきます。
ファイルの設定
初めて起動する場合、ドキュメントファイル(.mld)ファイルの作成をします。
「New File」をクリックし、適当な名前を付けて保存します。
使い方
ランチャーはタスクトレイかタスクバーのアイコンをクリックするか、ホットキー(デフォルトはCtrl+@)で表示されます。
日本語化
Settings > Options > Language でJapaneseを選択します。
タブの追加・削除
タブは初期状態で5個ですが、10個まで表示できます。
タブの上を右クリックし、「追加」をクリックするとタブが増えます。
タブを削除する場合、タブの右クリックメニューの「削除」をクリックします。これはタブ自体を削除しますが、「消去」をクリックするとタブ名やアイテムを消去(タブ自体は残る)します。
タブ名の変更
タブを右クリックし、「名前の変更」でタブ名を入力します。
アイテムの登録
ボタンを右クリックしてメニューから登録するか、ドラッグ&ドロップで登録します。
メニューから登録
ボタンの上を右クリックし、「編集」でボタンの編集ダイアログが開きます。
参照ボタンでファイルかフォルダーを選択し、ダイアログで登録するファイル等を指定します。
起動オプションを使用する場合は引数の欄に入力します。
Firefoxでプロファイルを指定して起動する場合などに使用できます。
ドラッグ&ドロップで登録
ドラッグ&ドロップで登録するには、メニューの表示 > ドラッグ&ドロップモードにチェックを入れます。
ドラッグ&ドロップモード時、または同メニューの「GUIを固定する」にチェックが入っていないときはアイテムをドラッグして移動できます。
アイテムをドラッグ中、タブの上を通過するとそのタブに切り替えられるので、タブをまたいでの移動もできます。
ホットキー
ランチャーを呼び出すホットキーを設定します。デフォルトはCtrl+@になっています。
呼び出すときのタブは「アクティブタブ」のプルダウンから選択します。
テーマの変更
テーマ(デザイン)はメニューの設定 > テーマで変更できます。
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