xplorer²
高機能ファイルマネージャー
xplorer² は高機能なファイルマネージャーです。名前が似ているXYplorerより少しマイナーな感じですが、機能的には上回る部分もあります。
開発元の Zabkat software はキプロスの首都ニコシアにあるようですが、expressmetrics.co.ukで調べると所在地がロンドンになっています。
無償版と有償版、32bit版と64bit版があり、日本語化もできます(インストール時に言語を選択)。
インストール後のウィンドウ。最初から2ペインになっており、あまり弄らなくても使い始められます。
ブックマークはミニスクラップという名称の欄に登録できます。ミニスクラップはウィンドウ左端にスイッチがあります。フォルダーツリーの下に配置することもできます。
ここに登録したフォルダーなどの名称を変更すると、ブックマーク名の変更ではなくフォルダー名そのものが変更されるので注意が必要です。
ツールバーはリボン式の表示も可能。プレビューペインも配置でき、動画はここで再生もできます。
カスタマイズ項目はXYplorerや秀丸ファイラーなどに比べるとかなり少ない部類で、見た目や挙動を細かく設定したいという方には少し物足りないかもしれません。
「高度の設定」というメニューもあり、設定画面にないものはここで設定できる場合もありますが、英語のみのリスト表示に加え、全部見ていかないと何の設定なのかわからないので少々面倒です。
xplorer² は起動が比較的速いので、エクスプローラーの代替として既定のファイラーに使うには良い選択ではないかと思います。
価格
ライフタイムライセンスは約60ドル。ちょっと高いかも。
professional ($29.95 / 1year upgrades $39.95 / lifetime upgrades )
ultimate ($49.95 / 1year upgrades $59.95 / lifetime upgrades)
日本語表示
日本語表示はOKですが、選択が洗濯になっていたりするのはご愛敬。
インストール時には言語や既定のファイラーなどの選択が必要ですが、インストールした後に英語に戻すなどの変更方法がわからず、変更できませんでした(できるのかも)。
xplorer² free lite
xplorer²には機能制限がある無償版の xplorer² free liteもあります。
デスクトップ版とUWP版があり、使用できるのは自宅や学校、非営利目的など。企業や商用、公用等はフルバージョン(professional 又は ultimate)のライセンス購入が必要です。
デスクトップ版free liteのビルドは32bit版のみ。日本語化もできますが、Unicode非対応で英語以外はなんらかの不具合が出る可能性あるようです。
WindowsストアからはUWP版がインストールできますが、言語は英語のみ。その代わりこちらはユニコード対応になっているようです。
(デスクトップ版ではアクセント記号などが正しく表示できませんが、UWPは可能。正式にユニコード対応かどうかは不明)
ちなみに2020年2月10日時点でのバージョンは、本家サイトからダウンロードしたもの(professional / ultimate)が 4.4.0.0、Lite版が4.3.0.2でした。
XYplorerのフリー版が2016年で更新が終了しているのに対し、xplorer²は更新されているので、このへんは好感が持てます。
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