フィリップス 31.5型 WQHD ディスプレイ 328P6AUBREB/11 レビュー
先日購入したフィリップス 31.5型 WQHD(2560×1440)ディスプレイ 328P6AUBREB/11 のレビューです。
メインで使っているDELL U3011(WQXGA 2560×1600)の隣に縦位置で置くために購入しました。
この機種は30インチクラスではあまり数のないピボット(回転)機構のあるスタンドが付属しているので、簡単に縦向きにできます。
開封
噂には聞いていましたがでかい箱に入って到着。幅が約1mあります。
箱のサイズを少しでも小さくしようとした結果か、一度中身を出してしまうと戻し方がわからなくなるパズルのような梱包が多い中、ここまで簡単な入れ方は珍しいかも。DisplayPortとHDMI、USB-Cケーブルが付属しています。
電源はACアダプターを使わず本体にACコードを直挿しするタイプ。
本体。
ピボット機構付きなので縦にして設置します。
輝度と画質
電源ON時のロゴ画面がまぶしい
フィリップスのディスプレイは電源ON時にこのような画面になります。
これがまぶしくて直視していられません。
いまどきのディスプレイによくあるブルーライト低減モードというのもありますが、電源を入れたときに最大輝度で青画面を表示し、目にダメージを与えようとするのはなにか意図があってのことなのでしょうか。
これはファクトリーモードで無効に設定できます。
輝度高め
このディスプレイの輝度はハイダイナミックレンジ(HDR)をセールスポイントにしていることもあり、輝度が450cd/m²と高めです。
ここがいちばん懸念していた点ですが、やはり事務用途には少々明るすぎると思います。映画やゲームにはいいかもしれませんが、目が疲れそうです。
sRGBやAdobeRGBでは最大輝度に固定されるようで、一般家庭の部屋では到底直視していられないような明るさになります。
パネルの性能は価格なり?
輝度とコントラストを両方0まで下げてもまだ明るすぎるので、インテル HDグラフィックス・コントロール・パネルでも明るさとコントラストを最低に下げます。それでもまだ明るいので、ディスプレイ側の調整で赤緑青を各90%に下げてようやくU3011と同じ程度の輝度にできました。
ところが...
単純に輝度だけ落とすと、写真を表示させたときに暗い部分が完全に黒潰れしてしまいます。
U3011だと、輝度が低くても例えば黒い髪の毛の濃淡がそれなりに表示されますが、このディスプレイは黒く潰れてしまいます。
3万円台前半という廉価なディスプレイなので、パネルの性能は値段なりなのかもしれません。
ドットピッチ 0.2727mm
DELL U3011のドットピッチはは0.2505mmで、文字サイズはやや小さめ。ドットピッチサイズは9%くらい328P6AUBREB/11の方が大きくなりますが、並べて見ていると文字サイズは2割くらい大きくなっているように感じます。
ブラウザーの拡大率を90%に落とすと同じようなサイズ感になるので、僅かなドットピッチの差ですが数字以上に文字が大きくなる感じがします。
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